2022年9月末 推奨ファンドの推移

シミュレーションの前提条件・ご覧いただくにあたっての注意事項、グラフの見方、をご確認の上ご覧ください。

   

各ファンドの2022年9月末の概況は以下になります。

設定日組入れ銘柄数過去3か月過去1年過去3年
推奨ファンドA(グローバルCB)1995年1月31日68-3.3%-26.8%8.1%
推奨ファンドB(グローバル株式)2007年10月29日285-1.2%-6.8%54.8%
推奨ファンドC(先進国株式)2012年2月17日33-2.6%6.2%45.6%
推奨ファンドD(グローバル株式)2021年3月30日37-1.41%-5.17%
推奨ファンドE(グローバル株式)2019年1月31日37-6.0%-32.3%69.5%

7-9月期の先進国株(日本除く)は-5.09%とインフレによる金利上昇、ウクライナ情勢などの影響で下落しました。今後についても、インフレの高止まり、景気悪化懸念、ウクライナ情勢や米中対立などの地政学リスク、などにより当面は不安定な展開が続くと思われます。

マクロ環境は良好とは言えませんが、各株式ファンドは、それぞれの投資哲学に基づき投資銘柄の選別をしています。過去1年で対照的なファンドCとEですが、それぞれのレポートには以下のように記載されています。

ファンドC:高いブランド力、有力な特許、強固な販売網など、競争優位の無形資産を裏付けに、持続的にフリー・キャッシュフローを増大させることが期待される「プレミアム企業」へ投資する

ファンドE:保有している投資先企業は、長期にわたり売上高と利益で平均を上回る成長率を達成する能力を有すると確信しています。また、これらの企業の多くは、多くの新興市場における裁量的支出の伸び、テクノロジーとインターネットの台頭、そして医療の進歩など、長期にわたって持続が見込まれる構造的な成長ドライバーによって支えられていると考えます。

このような投資哲学の違いが今の環境下でのパフォーマンスの違いになっていることがわかります。

長期投資では、短期の値動きやそれを解説するニュースに惑わされず、このような観点で選ばれた企業が成長するのを待つ、というスタンスが大切です。

推奨ファンドA(グローバルCB)

設定から2022年9月まで保有1995年2月~2022年9月(332ヶ月)5.15倍
最も良かった10年1995年4月~2005年3月2.79倍
最も悪かった10年2001年12月~2011年11月1.14倍
10年リターンの平均データ数:2131.83倍

推奨ファンドB(グローバル株式)

一括投資の過去実績

設定から2022年9月まで保有2007年10月~2022年9月(180ヶ月)1.99倍
最も良かった10年2011年11月~2021年10月4.78倍
最も悪かった10年2007年10月~2017年9月1.17倍
10年リターンの平均データ数:612.86倍

積立投資の過去実績

設定から2022年9月まで積立2007年10月~2022年9月(180ヶ月)2.34倍
最も良かった10年積立2011年11月~2021年10月2.32倍
最も悪かった10年積立2010年4月~2020年3月1.40倍
10年積立の平均データ数:611.84倍

取崩し運用の過去実績

2つのケースについて取崩し運用を見ていきます。一つはリーマンショック後の安値で崩し運用を開始した最も良かったケース、もう一つはリーマンショック直前の高値で取崩し運用を開始したケースです。

リタイヤメント資金が必要になる時期が必ずしもマーケットが良い時期とは限りません。取崩し運用でも良い場合と悪い場合を把握しておくことが大切です。

グラフは運用開始月の翌月末から毎月残高の0.42%(年率5%)づつ取崩しを継続していった場合の取崩し後資産残高(青折線グラフ)と取崩し合計額(オレンジ棒グラフ)を表しています。

良かったケース(2009年2月開始)

当初投資額取崩し累計額取崩し後評価額最大取崩額/月最小取崩額/月平均取崩額/月
10,000,000円11,977,831円24,724,042円125,445円(2021年12月)41,164円(2011年9月)73,484円(163ヶ月)

悪かったケース(2007年10月開始)

当初投資額取崩し累計額取崩し後評価額最大取崩額/月最小取崩額/月平均取崩額/月
10,000,000円5,008,025円9,422,752円47,809円(2021年12月)15,688円(2011年9月)27,978円(179ヶ月)

推奨ファンドC(先進国株式)

一括投資の過去実績

設定から2022年9月まで保有2012年2月~2022年9月(128ヶ月)3.92倍
最も良かった10年2012年5月~2022年4月4.36倍
最も悪かった10年2012年3月~2022年2月3.67倍
10年リターンの平均データ数:94.03倍

積立投資の過去実績

設定から2022年9月まで積立2012年2月~2022年9月(128ヶ月)1.96倍
最も良かった10年積立2012年4月~2022年3月2.04倍
最も悪かった10年積立2012年10月~2022年9月1.82倍
10年積立の平均データ数:91.96倍

推奨ファンドD

一括投資の過去実績

設定から2022年9月まで保有2021年3月~2022年9月0.99倍

積立投資の過去実績

設定から2022年9月まで積立2021年3月~2022年9月0.95倍

推奨ファンドE(グローバル株式)

一括投資の過去実績

設定から2022年9月まで保有2019年1月~2022年9月1.71倍

積立投資の過去実績

設定から2022年9月まで積立2019年1月~2022年9月1.08倍