4630万円の取崩運用 2022年12月

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4月から始めた「推奨ファンドD」を利用した4630万円の取崩運用は8カ月経過しました。

  

8回の取崩をして、取崩し総額は1,485,503円、月の平均取崩額は185,688円、でした。

11月にFRBパウエル議長が「利上げペースを落とす時期は早ければ12月の会合になる可能性がある」と発言しましたが、利上げ継続の方針が示され、景気後退懸念から株式市場は大幅に下落しました。さらに日本銀行は12月20日に、10年国債利回りの許容変動幅を従来の上下0.25%程度から同0.5%程度への拡⼤を決定したことで日本株も下落、日米金利差が縮小するとの見通しから為替相場も131円台まで円高になりました。

株安と円高を受け、ファンドDの基準価額は4.96%の下落となり、取崩し後の評価額と取崩額の合計は43,493,166円と投資元本から約6%のマイナスになりました。

今年についてもウクライナ情勢、インフレの状況などマーケットを取り巻く環境は依然不透明ですが、長期の取崩運用では短期的な値動きを受入れ「投資先の企業が成長するのを待つ」というスタンスが大切になります。

商品については基準価額は下がっていますが銘柄選択の考え方、運用会社の体制、などについてはブレていないと判断しています。