2022年6月末 推奨ファンドの推移
シミュレーションの前提条件・ご覧いただくにあたっての注意事項、グラフの見方、をご確認の上ご覧ください。
各ファンドの2022年6月末の概況は以下になります。
設定日 | 組入れ銘柄数 | 過去3か月 | 過去1年 | 過去3年 | |
推奨ファンドA(グローバルCB) | 1995年1月31日 | 68 | -16.2% | -25.6% | 9.0% |
推奨ファンドB(グローバル株式) | 2007年10月29日 | 286 | -10.0% | -4.8% | 56.0% |
推奨ファンドC(先進国株式) | 2012年2月17日 | 33 | -0.7% | 10.7% | 49.9% |
推奨ファンドD(グローバル株式) | 2021年3月30日 | 37 | -6.93% | -4.51% | |
推奨ファンドE(グローバル株式) | 2019年1月31日 | 38 | -13.6% | -30.9% | 66.4% |
年初来、先進国株式:-20.3%、為替(ドル円):17.94%の円安、原油(WTI)先物:40.62%、とマーケットは大きく変動しました。
インフレとそれに伴う金利急上昇懸念にウクライナ侵攻が拍車をかけた形です。各ファンドの過去1年を見ると、対照的なのはCとEです。当社ではこの違いをファンドの優劣ではなく、各ファンドの投資哲学によるものだと考えています。
Cは、高いブランド力、高い利益率、豊富なキャッシュフロー、を投資基準にしています。従って価格決定力があり市場景気に左右されにくい特徴がある、と言えます。
一方Eは、10年以上先を見据えた長期投資、を標榜しています。金利上昇期には割高感が修正され特に成長株では価格は下落することがあるが、それを埋めて余りある成長が期待できる企業、を投資対象とするとしています。
投資信託選びでは、単に過去一定期間のパフォーマンスの優劣ではなく、各ファンドの投資哲学の確認が大切だと考えています。
推奨ファンドA(グローバルCB)
設定から2022年6月まで保有 | 1995年2月~2022年6月 | 5.33倍 |
最も良かった10年 | 1995年4月~2005年3月 | 2.79倍 |
最も悪かった10年 | 2001年12月~2011年11月 | 1.14倍 |
10年リターンの平均 | データ数:210 | 1.83倍 |
推奨ファンドB(グローバル株式)
一括投資の過去実績
設定から2022年6月まで保有 | 2007年10月~2022年6月 | 2.01倍 |
最も良かった10年 | 2011年11月~2021年10月 | 4.78倍 |
最も悪かった10年 | 2007年10月~2017年9月 | 1.17倍 |
10年リターンの平均 | データ数:58 | 2.81倍 |
積立投資の過去実績
設定から2022年6月まで積立 | 2007年10月~2022年6月 | 2.39倍 |
最も良かった10年積立 | 2011年11月~2021年10月 | 2.32倍 |
最も悪かった10年積立 | 2010年4月~2020年3月 | 1.40倍 |
10年積立の平均 | データ数:58 | 1.84倍 |
取崩し運用の過去実績
2つのケースについて取崩し運用を見ていきます。一つはリーマンショック後の安値で崩し運用を開始した最も良かったケース、もう一つはリーマンショック直前の高値で取崩し運用を開始したケースです。
リタイヤメント資金が必要になる時期が必ずしもマーケットが良い時期とは限りません。取崩し運用でも良い場合と悪い場合を把握しておくことが大切です。
グラフは運用開始月の翌月末から毎月残高の0.42%(年率5%)づつ取崩しを継続していった場合の取崩し後資産残高(青折線グラフ)と取崩し合計額(オレンジ棒グラフ)を表しています。
良かったケース(2009年2月開始)
当初投資額 | 取崩し累計額 | 取崩し後評価額 | 最大取崩額/月 | 最小取崩額/月 | 平均取崩額/月 |
10,000,000円 | 11,655,777円 | 25,328,094円 | 125,445円 | 41,164円 | 73,484円 |
悪かったケース(2007年10月開始)
当初投資額 | 取崩し累計額 | 取崩し後評価額 | 最大取崩額/月 | 最小取崩額/月 | 平均取崩額/月 |
10,000,000円 | 5,055,834円 | 9,652,966円 | 47,809円 | 15,688円 | 27,978円 |
推奨ファンドC(先進国株式)
一括投資の過去実績
設定から2022年6月まで保有 | 2012年2月~2022年6月 | 4.03倍 |
最も良かった10年 | 2012年5月~2022年4月 | 4.36倍 |
最も悪かった10年 | 2012年3月~2022年2月 | 3.67倍 |
10年リターンの平均 | データ数:6 | 4.03倍 |
設定から2022年6月まで継続保有していた場合4.03倍に。最もよかった10年は2012年5月から2022年4月までで4.36倍、最も悪かった10年は2012年3月から2022年2月までの3.67倍でした。
設定から10年経過したばかり(データ数6)なので、10年の良かった場合、悪かった場合はあまり参考になりません。
積立投資の過去実績
設定から2022年6月まで積立 | 2012年2月~2022年6月 | 2.03倍 |
最も良かった10年積立 | 2012年4月~2022年3月 | 2.04倍 |
最も悪かった10年積立 | 2012年3月~2022年2月 | 1.95倍 |
10年積立の平均 | データ数:6 | 1.99倍 |
設定から10年5か月、毎月1万円の積立をしていた場合、積立合計125万円が254.1万円になりました。
最も良かった・悪かった10年は、10年を過ぎているケース数が少ないのでまだあまり参考にならないと思います。
推奨ファンドD
一括投資の過去実績
設定から2022年6月まで保有 | 2021年3月~2022年6月 | 1.0倍 |
積立投資の過去実績
設定から2022年6月まで積立 | 2021年3月~2022年6月 | 0.96倍 |
推奨ファンドE(グローバル株式)
一括投資の過去実績
設定から2022年6月まで保有 | 2019年1月~2022年6月 | 1.69倍 |
積立投資の過去実績
設定から2022年6月まで積立 | 2019年1月~2022年6月 | 1.08倍 |