資産運用について
2024.07.07 資産運用

私たちが投資信託を利用する理由

当社ではお客様の長期での資産形成で成果を得るためのツールとして投資信託の利用を提案しています。ここでは投資信託の利用を提案する理由、投資信託のメリットを整理してみましょう。


投資信託の機能

まずは投資信託とはどのようなものか確認しておきましょう。
投資信託協会HPには以下のように記載されています。 

「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
「集めた資金をどのような対象に投資するか」は、投資信託ごとの運用方針に基づき専門家が行います。
引用元:https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/about/index.html

つまり一般の投資家が「私は〇〇のような投資がしたいが投資先について十分な投資判断ができないし、十分な資金がないので同じ考えをもっている人たちと共同して私たちがしたいと考える投資を代わりにやってもらいたい」という商品になります。

〇〇のところは例えば、

世界中の企業から成長する企業の株式に投資をしたい
外国の国債に投資をしたい
日本の企業の株式に投資をしたい

などです。


投資信託のメリット

このような投資信託の機能から投資信託は多くの個人投資家の苦手を補ってくれるメリットがあります。

1.専門家の活用
長期的に株式市場は上昇してきたのは誰もが知るところです。なかには株価が何十倍、何百倍に値上がりしている企業もあります。ところがそのような恩恵をうけている人は少ないのではないでしょうか?

一般の個人が投資対象の企業の調査分析をして投資判断をするのは困難です。運用会社は専門家による企業調査・分析と投資判断を私たちの代わりに継続してくれます。

2.少額から購入できる
ある企業の株式を購入する場合、1社だけだと万一その企業が倒産したりするとすべてを失ってしまいます。それを避けるためには複数の企業の株式を購入することが有効ですが複数の企業の株式を購入するとなると購入金額も大きくなっていきます。

投資信託は複数の投資家の資金を集めて大きな単位にするので一人一人では困難であった分散投資が可能になります。

以上は個人投資家の苦手・困難を補ってくれる投資信託のメリットですが、分別管理という制度上のメリットもあります。

投資信託を運用するのは運用会社、購入するのは証券会社や銀行などの金融機関です。では運用会社や販売会社が破綻をたらどうなるでしょうか?

預金や保険の場合は銀行や保険会社が破綻したら影響を受けますが投資信託の場合は財産信託銀行で信託銀行自体の財産と分けて管理されているので影響をうけません。これを分別管理と言います。
販売会社が破綻してもお金は販売会社にあるわけではないので影響を受けることはありません。投資先の有価証券の価値で財産価値が決まるのであって関与している金融機関の状態と信託財産の価値は無関係です。


投資信託の真の価値とは

このような特徴・メリットがある投資信託ですが私たちが最も価値があると感じる点は、投資信託は経済格差の解消に役立つ点、誰にでも等しく成長企業がもたらす経済的な恩恵が得られるようになる機会を提供している点です。

昨今、富裕層とそうでない人、事業を大きく成長させた企業経営者とそうでない人の経済的な格差が課題になっています。大きな所得を得た人、大きな利益を上げた企業に税金をかけて再配分するのも大切なことですが、投資信託を通じてこれらの企業の株式を保有することで企業が生み出す成長を株価の上昇という形で家計に取り込むことができるのです。

しかもそれを1万円程度の少額から、企業に対する調査や分析を自分ですること無しに、です。

投資信託は、企業が生み出した利益を家計に還元する仕組みと言えるでしょう。

投資信託を上手に活用することで世界中の成長する企業が生み出す資本所得を家計に取り込み私たちの将来に役立たせることができるのです。それが私たちが投資信託を利用する理由です。

 

お問い合わせ

r-Laboratory株式会社へのお問い合わせは、
お電話・お問い合わせフォームからお願い致します。

050-4560-1733 受付時間 9:00-17:00 [ 土・日・祝日除く ]
お問い合せフォーム