4630万円の取崩運用 2023年5月
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2022年4月から始めた「推奨ファンドD」を利用した4630万円の取崩運用は13カ月経過しました。この間の取崩額の合計は2,443,034円、2023年5月末時点の残高は49,487,205円でした。
投資金額 | 評価額 | 取崩累計額 | 残高+取崩累計額 |
46,300,000 | 49,487,205 | 2,443,034 | 51,930,239 |
月の最大取崩額 | 月の最小取崩額 | 月の平均取崩額 |
207,846(2023年5月) | 176,432(2022年12月) | 187,926 |
日本の株式市場は海外からも久しぶりに注目されています。東京証券取引所がPBR1倍を下回る企業に対し株価水準を引き上げるための具体策を開示・実行するよう要請したこと、などを受け日経平均株価はバブル崩壊後最高値を更新しました。
ファンドDも5月は9.02%の上昇と堅調でした。
取崩し後の評価額と受取った取崩し額の合計が5193万円になり投資元本の4630万円を563万円(約12%)上回り少しホッとしている人も多いのではないでしょうか?
ところで「ミスターマーケット」という人物はご存じですか?
「ミスターマーケット」とは投資の神様といわれているウォーレン・バフェットの師であるベンジャミン・グレアムの著書「賢明なる投資家」に登場する株式市場の変動を擬人化した寓話にでてくる人物です。
「ミスターマーケット」は株価が変動する様々な要因を解説し、毎日違う価格で株の取り引きを持ち掛けてきます。株価の値動きによって失望したり有頂天になったりする気持ちに寄り添うように投資家に近づいてきます。
当然ですが賢明な投資家は「ミスターマーケット」の言葉に耳を貸さずに投資先の企業の価値に目を向けるよう説いています。
こうしてみると私たちが日ごろ目にしたり耳にしている投資に関する情報やニュースは「ミスターマーケット」にとても似ていることに気づきます。この本が出版されたのは1949年、70年以上たっていますが今も「ミスターマーケット」は元気に活動しているようです。
私たちは「ミスターマーケット」ではなく企業の価値をしっかり見てくれる運用会社と長期資産形成に取り組んでいきたいですね。