4630万円の取崩運用 2023年1月

シミュレーションの前提条件等はこちらをご覧ください。

4月から始めた「推奨ファンドD」を利用した4630万円の取崩運用は9カ月経過しました。

    

9回の取崩をして、取崩し総額は1,672,179円、月の平均取崩額は185,798円、でした。

1月の株式市場は上昇しました。FRBによる金利上昇のペースが穏やかになる、景気後退懸念も和らぐ、中国のゼロコロナ政策の転換などがマーケットの下支えになりました。このような流れを受け「ファンドD」も6.25%の上昇となりました。

1/31-2/1のFOMCでは利上げ幅を0.25%と縮小しました。これを受け年内にも利下げに転じるのではという見方も出てきましたがインフレ鎮静が進まず再度利上げのピッチを上げるようなことになると期待が裏切られショック安になることもある程度想定しておいた方が良いかもしれません。

同社は現在の環境下でのリスク要因として、①コスト上昇、②供給への不安、③不透明な需要、④資金繰りへの不安、を上げていますが、同ファンドの投資先企業は、粗利益率30%以、EPS成長率10%以上、豊富なキャッシュ、サプライヤーに対する優位性、などを持つ企業であるとしています。

仮にショック安のようなことが起こるとこれらの企業の株価も市場全体に連動して下がりますが、事業が大きく後退するということまでは考えなくてよいかもしれません。

長期投資ではショック安を予想して現金化するようなことはせず、そのような環境下でも活動を継続する企業に投資をし、その成長を待つ、というスタンスが大切だと考えています。